1970年代初頭、横尾忠則は2年間にわたり日本各地を旅し、風景画を制作しました。その「日本原景旅行」シリーズの中には、十和田で描いた「十和田湖 奥入瀬」(1973 年)も含まれています。この“渓谷の奔流”は、後の画家・横尾の代表的テーマ「瀧」のルーツとも言われています。瀧の連作はまた、テクナメーションと呼ばれる手法により、光が流水のように走る画面を楽しむ作品を含んでいます。本展では、横尾の画歴の中から 瀧に関連する大作、そしてテクナメーションによる作品から、名作を選び、展示します。

このほか、未発表の新作、および画家の初期からの絵画をあわせて展示。また東西のイメージが融合したモーツァルトの弥勒像、そして近年盛んに描いている猫を題材にした立体と絵画を展示し、横尾忠則の最新の展開をご覧いただきます。

※Main image
《横尾忠則 十和田ロマン展 POP IT ALL ポスター》2017
上から
《阿蘇山・草千里》1974 / 《十和田湖 奥入瀬》1973
2作品とも兵庫県立美術館蔵(参考作品)

http://towadaartcenter.com/exhibitions/yokoo-tadanori-pop-it-all/