春を待ちながら ーやがて色づく風景をもとめてー @ 十和田市現代美術館

十和田市現代美術館による「春を待ちながら」展は、3組の現代アートの作家によるグループ展で、
ささやかな繰り返しの行為がやがて、今までにみたこともない風景やものを生み出すことをテーマにしています。

北国の冬は、雪がすべてをおおい隠し、寒く、暗く、厳しく、すべては固まっているかのように見えます。しかし、世界の動きは止んではいません。陽が少しずつ伸びてくるように、人も淡々と時を過ごしやがて外に飛び出すことを夢見ています。

春は、変わる時。

緑が芽吹き、鳥たちの声が木々に響きわたり、世界が色づきます。

固まっていたものがゆるりと動き出し、振れ合いながらやがて生の大きな流れになってゆきます。冬のあいだにこつこつと繰り返していたこと、積み重ねていたことは、手の温もりを宿しながらやがて新しい世界を見せはじめるでしょう。そうした日々密やかに流れる脈動が、いつの間にか世界を変えてみせます。

春という季節と変わることを重ね合わせ、この雪深い東北の地からみなさんに密やかな営みから生まれる表現を届けます。

 

開催概要
会期 :2015年2月28日(土)~2015年4月5日(日)
会場 :十和田市現代美術館
主催 :十和田市現代美術館

※本展覧会は、十和田市現代美術館が主催する市民の方々と展覧会づくりを分かち合う講座「きみもキュレーター」と連動して行われるものです。講座では本展キュレーターが、受講者とともにテーマやアーティスト、展示案などについてディスカッションを行い、本展制作の過程を共有します。